捨てられたり飼えなくなってしまった猫を保護して里親を探してくれるボランティアさんから生後1ヶ月ちょっとの子猫を譲渡していただきました。正確に言うと生後38日ほどです(笑)
まー小ちゃいよね。かわいくて毎日が癒やし(*´ω`*)
うちの子は卒乳してるのでミルクではなく缶詰めあげてるんですけど、生後1ヶ月の子猫を飼うなんておよそ20年ぶりくらいなので、どんなタイプのご飯をどのくらいあげたらいいかなど記憶をさかのぼりながらのご飯事情。
生後1か月程度の時は食べやすいペースト状のもの、場合によってカリカリを織り交ぜてあげています。
目次
生後1か月の子猫のご飯はペースト状がベスト
子猫にあげるごはんは缶詰やパウチで売られているペースト状のものがいいです。
固形のカリカリは常に置いてあるのでお腹が空くと口をつけますが少々固いので食べづらそう。缶詰めも魚のほぐし身が入っているようなものは水分だけ舐め取られてカラッカラになってお皿に残されます。
要は噛みにくいものはまだうまく食べられないということ。
子猫用でペースト状になっているご飯のほうがきれいに食べてくれます。
ちなみにボランティアさんのところでもらってきた缶詰はコレ。
もしドラッグストアなどで市販されている缶詰を使う場合、少しお水を足して固さを調整してあげると食べやすくなります。成猫用でもほぐし身などが入ってなければこのやり方でいけます。
ただし人間の食べ物は塩分やら糖分やら添加物やらが子猫の小さなボディには負担になってしまうので、欲しがってもあげないでくださいね。
カリカリは2ヶ月過ぎるとモリモリ食べだす
カリカリというのはドライフードのことです。「カリッカリッ」と音を立てて食べるので通称カリカリ。
生後1か月過ぎでも少し食べてましたが、月齢が進むに従って徐々に食べる量が増えて生後2ヶ月ごろになるとモリモリ食べだします。
「缶詰めないからとりあえずこれ食べとこう」みたいな感じです。
ドライフードも子猫用や成猫用など猫の年齢に合わせたフードが売ってますが、うちでは先住猫さんが過去に尿路結石を患ったために病院で勧められたロイヤルカナンの療法食をあげています。つまり子猫もそれ。
療法食じゃなくて普通のキャットフードでおすすめなのはシンプリー。
シンプリーは人工添加物や猫にとって消化の苦手な小麦などが不使用。市販の激安キャットフードは食いつきを良くするために添加物を使っていたり、かさ増しのために小麦などを使用していることが多いです。
まぁ添加物を食べたからといってすぐにどうこうなる訳ではないんですけど、やっぱりずっと健康でいてほしいし長く一緒にいたいから、ご飯もちゃんと選んであげたいですよね。
子猫のご飯は3~4回に分けて与える
子猫にとって猫缶一つは一回で食べるには量が多いので3~4回くらいに分けてあげます。缶詰めの内容量が多ければ5~6回に分けてもいいです。
もし一日の量が一缶で足りなければもう一缶開けます。パウチを使う場合入っている量が少ないので2つくらいは使うかも。
子猫は食欲旺盛なので一度に食べる量は少ないですが、その分こまめに食べたいらしく、とりあえず寝て起きたらご飯食べてます。
一回のご飯の量は子猫の食べる量に合わせて決めるようにして、回数は様子を見ながら調整する感じになります。
生後1か月くらいだと一日3~4回だとちょっと少ないかも知れないので。(成長期だから)
うちは先住猫がいるのでカリカリごはんをいつでも食べられるように準備してあるんですが、お腹が空くとそれも少し食べてるみたいです。
こんな固いの食べて平気かいなと思って様子を見ていましたが、オエッと戻す様子もなくへっちゃらそう。まぁ本人(本猫?)が好きで食べているので大丈夫でしょう。絶対にカリカリを食べちゃダメってことじゃないですし。・・っつー事で放置してます。
余った猫缶の保存は冷蔵庫で
残った猫の缶詰め(開封済みのもの)はタッパーなどに移して冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫に保存してあるものをそのままあげると冷たいので、食べる分を別の容器に移し電子レンジで数十秒くらい(人肌程度)に温めてからあげるようにします。
ぶっちゃけ冷たくても食べるけど、冷たいご飯より少し温かいほうが美味しく食べられると思うので。人間だってキンキンに冷えたご飯はあんまり食べたくないもんね。
電子レンジは均一に温まらず温度がムラになることがあるので、指で温度確認してから軽く全体を混ぜてあげるようにしてくださいね。
子猫を留守番させなきゃならない時のご飯
何かしら用事があるときや仕事など、どうしても子猫を留守番させなきゃならない時ってありますよね。
留守番の時間が長くなってしまうとその間ご飯あげられないし、なにより心配でもあります。
でも半日くらいなら出かける前と帰宅後すぐご飯あげれば問題ないです。
ご飯食べたあと1~2時間でまたすぐご飯欲しがるかもですが、あげちゃって大丈夫。子猫というのは食欲旺盛で常にお腹がパンパンになっていないと気が済まないみたいなので(笑)
基本的に下痢したり吐いたりしなければ平気です。(元気がなくて心配な場合は病院にGO!)
ちなみに留守番のときは、トイレのしつけが不完全だったり、どこかに登って降りられないなどの心配があるためゲージに入ってもらいましょう。
生後1か月の子猫のご飯事情:まとめ
生後1か月の子猫というのは小さくて、いろんなことが心配になってしまいます。
でも意外とたくましいもんよ。
できれば食べやすいペーストがいいけど絶対にそれじゃなきゃダメってことではありません。
ご飯は子猫が喜んで食べてくれるのが一番なので、好みや歯の生え具合など見ながらあげてみてください。
留守番のときなどは子猫用の比較的柔らかめのカリカリを用意して、いつでも食べられる状況にしてあげるのもいいかもです。