我が家の長老猫クイ氏(♂・推定20歳)が、ある日突然歩行が困難になり介護猫になりました。
トイレも自力では行けないのでおむつを買いに行ったんですが・・猫用(というかペット用)は高い!
てことで、ペット用のおむつは諦めて人間の赤ちゃん用を猫用に作り直して使うことにしました。
目次
猫のおむつサイズ選びは全盛期の体重を目安に
人間の赤ちゃんのおむつで代用するのはいいけど、人間に比べて猫のほうがおしりが小さく体も細いので、購入サイズを新生児用にしようかすごく悩んだんですけど、、
なゆき
という理由で体重的に該当するSサイズを購入しました。
- S → 4~8kg
- M → 6~8kg
- L → 6~11kg
でも実際にSサイズを使ってみたらかなりのヒップハング感なのでワンサイズ上でも良かったかなと。
浅くても使えますが、全盛期の体重(うちの猫は6.8kgだったのでMサイズ)で選んで深めに装着したほうが安定するのかなと。
パンツタイプのおむつはテープタイプに比べると少し割高で、お腹周りのサイズが決まっていて微調整できないので、購入はテープタイプ推奨です。
猫用おむつをLet’s手作り!
手作りと言っても尻尾を出す穴をあけて断面をテープで塞ぐだけです。
尻尾を出す穴を開ける
- Sサイズ→上から10cmくらい
- Mサイズ→上から12cmくらい
切れ込みは縦に約4cmくらいでカットしてます。
長毛種や毛がモッフモフしてる猫さんだと狭いかも知れないので様子見ながら穴大きくしてください。
ただ切込みをあまり大きくするとそこからオシッコが漏れますし、逆に小さいと尻尾をギュッと持って引っ張るように通すことになるので尻尾を触られるのが嫌な猫さんは注意です。
おむつは後ろ前に履かせたほうが背中側でマジックテープを止められて便利なので、その場合穴は前に作っておきます。
切った断面をテープで覆う
尻尾を通す穴の断面はそのままにしておくと、おしっこを吸収したあと吸収ポリマーが出てきてボロボロと散らばったり、尻尾の毛に絡んだりするのでテープで覆ってしまいます。
切り込みの覆い方は画像のようにビニールテープで三角に留めます。
切り込みは縦に一本だけですが下側を無理やり開いた状態で留めています。
使用するテープはビニールテープの他にガムテープやテーピング用のテープでも大丈夫です。
猫におむつを履かせるときのポイント
猫におむつを履かせるときに気をつけるポイントは2つです。
- お腹周りは緩すぎずキツすぎずで留める(スッポ抜け対策)
- 足の付け根が緩まないようにする(横モレ防止)
おむつがスッポ抜けないテープの留め方
猫は腰からお尻にかけての凹凸があまりなくて細長いので、お腹周りが緩いとおむつがすっぽり抜けてしまいます。
かと言って、あまりピッタリで締めてしまうと背中を丸めた格好で寝たときにお腹側が圧迫されて苦しいと思うので、うちでは指が3~4本入るくらいでおむつを装着してから背中側にできた隙間をテープで留めるようにしています。
足の付け根の緩みを押さえて横モレ防止
足を活発に動かす猫さんだと足周りのおむつが緩んでおしっこが横漏れする原因になることがあります。
テープなどで隙間を詰めたり緩む場所を押さえると横モレしずらいです。
トイレに移動しようと頑張った分だけ足周りが緩んで、力尽きたときに横モレ大惨事になったことがよくあったけど、動画内のようにテープで留めたら横漏れしなくなりました。
絶対に気をつけたい「床」の話
おむつのスッポ抜けや横モレなどで床がおしっこでびしょびしょになってしまった時、床をガードする対策をしておかないと傷んだり匂いが染み込んだりする可能性があります。
フローリングだったらオシッコの水分が染み込んでしまい木目がボコボコになったり
畳なら天気によっては乾きが悪く匂いが残ってしまったり。
吸収シートを敷くだけじゃなく、ワックスや保護シートなどで対策しておかないと下手すりゃカビ案件です。
まとめ:猫のおむつは尻尾穴を作れば完成
猫のおむつの作り方を簡単にまとめると以下の通り。
- おむつに4cmほどの切り込みを入れる
- 切り込みの断面を塞ぐ
なゆき
あとは猫さんに合わせて改良してみてください。