我が家のプリンセス猫、フジコがとうとう発情期を迎えたので避妊手術をすることにしました。
かかった費用はズバリ25.525円!(←明細の画像あり)
病院によって費用は多少異なりますが、まぁこれ前後と思っていいのではないでしょうか。
避妊手術にかかった費用の内訳と手術後の注意点など、体験談とともにまとめてあるので参考にしてくださいませ!
目次
雌猫ちゃんの避妊手術費用の内訳
これが避妊手術の内訳。
- 診察料(¥765)・・病院に行ったら否応なしにかかるお金
- 注射料(¥1600)・・感染症の予防
- 内服薬(¥200)・・化膿止め
- 血液検査(¥2000)・・麻酔を使ったり手術をしても大丈夫か調べる
- 麻酔料(¥5540)・・全身麻酔
- 手術料(¥12000)・・純粋な手術の代金
- 入院料(¥1530)・・日帰りでもかかる
- 消費税(¥1890)・・普通にとられるw
注射料(抗生剤)についての補足
メス猫ちゃんの避妊手術はお腹を切らなければいけないんですが、そのときに空気中にいる菌に感染してしまう可能性があるので、
その感染を防ぐために抗生剤を注射するそうです。
血液検査についての補足
血液検査は内臓機能などに問題がないかをチェックするために行われます。
手術では全身麻酔を使うので、内臓に何かしらの問題があると麻酔の効き具合や覚め具合に影響があるので、それを調べるために血液検査を行うとのことです。
避妊手術の費用は予約段階ではハッキリしない
病院に予約した段階ではハッキリとした費用の提示ではなく、
「3万円でお釣りがくるくらいとお考えください」
と言われました。
これは猫の体重や麻酔の効き具合で薬の使用量が変わる可能性と、手術の順番や麻酔の覚め具合によっては翌日お迎えになる可能性もあるからなのだそうです。
最終的にかかった費用で計算されるので、最初からいくらですとは提示されません。
猫の避妊手術の時期
避妊手術が可能になる時期は
- 歯が生え変わるころ
- 生後6ヶ月くらい
これ以降が目安だと以前獣医さんに言われました。
うちのフジコは8月中旬生まれの3月2日手術なので、だいたい生後6ヶ月半くらいです。
生後6ヶ月の猫はだいぶ体が大きくなってきてはいるものの、まだ小ぶりな感じ(うちの猫は約2.5㌔だった)。
なので「まだ子供だし、もうちょっと大人になってから・・」などと思っていたのですが、3月が近づくと発情期に入ってしまったため避妊手術を予約しました。
避妊手術の予約時期
猫がサカる3月頃というのは病院も避妊手術がたくさん入るので、思うように予約を取れないことがあります。
しかも今日電話予約して明日手術!というわけにもいきません。
避妊手術当日と翌日は万が一(傷口が開いてしまったり化膿したりなど)を考えて一緒にいて様子を見ててあげたほうがいいとのことで、休日や予定の調整が必要になります。
予約が土日狙いだと2週間くらい先になる可能性もあるので、発情期を外したり少し前もって予定を調整して予約を入れておくと、発情期に入って慌てることがありません。
猫の発情期は主に2~4月と6~8月ごろがピークと言われています。
避妊手術は発情期前にしたほうがいい理由
発情期前に避妊手術をしたほうがいい理由は病院の予約が取りづらいからだけじゃありません。
メス猫ちゃんだと、大きな声で鳴いたりお尻を突き出す姿勢をしてかなりサカってる感じになります。
文字だけで見ると大したことないように感じるかも知れませんが、鳴き声も大きく、とにかく四六時中サカっているので「早くどうにかせんと!」という気持ちになります。
ちなみにうちのフジコは旦那に常にまとわりついてエロいポーズをしたり、使用済みの靴下(つま先の方)をこよなく愛すようになっていました(笑)
メス猫ちゃんはまだマシで、オス猫ちゃんだとスプレーというおしっこを吹き付けてマーキングする行為をするため、おしっこ被害が出る可能性あります。
完全室内飼育で子供が出来る心配がないとはいえ、発情期まえには避妊手術を済ませておくほうがお互いのためかなと思います。
猫の避妊手術の流れ
今回フジコがお世話になった病院での避妊手術の流れはこんな感じ。
- 避妊手術前日の夜、遅くても11時くらいまでにはごはんを済ませて絶食絶水を開始
- 翌日は午前11時に病院入り
(※前日からの絶食絶水でお腹空いて落ち着かない猫さんは、病院が始まる時間に連れて行ってもいいとのことでした。) - 体重測定と簡単な健康チェックをして病院にお預け
- 夕方に麻酔の覚め具合や今日中にお迎え可能か電話を入れる
- 18時~19時ごろを目安にお迎え
病院によって預ける時間に違いがあり、それに伴い絶食絶水を始める時間も違うと思うので参考程度に。
当日の手術の順番によっては翌日お迎えの可能性もありますが、基本は日帰りとのことでした。
避妊手術後の注意点
避妊手術をした後の注意点は、
- 傷口を舐めないようにする
- 手術後のごはんの与え方
- ホルモンバランスの変化
などがあります。
傷口を舐めないようにする
猫さんによっては傷口が気になり舐めすぎてしまう子がいます。
傷口を舐めすぎると化膿したり開いてしまう可能性もあるので、洋服を着せたりエリザベスカラーを巻くなどの対応が必要になります。
傷口が完全に塞がるまで約一週間ほどかかるそうなので、それまでは注意して見てあげてください。
エリザベスカラーの装着
エリザベスカラーは病院によっては付けずに帰される場合もあります。あまりにも舐めちゃうときは病院に相談して装着してもらうといいです。
うちは柔らかい透明のクリアファイルで即席エリザベスカラーを作って付けました。
エリザベスカラーちょっと小さくしすぎちゃって(;^ω^)
しかもすぐに取れちゃいました(笑)
洋服で傷口をガード
洋服を着せて傷口を舐めないようにガードするのも有効な手段ではあります。
ただ猫の場合、洋服自体嫌がる可能性もあるし、もし嫌がって暴れたりしたら傷口も心配です。
うちは洋服着せなかったけど、前もって着せてみて様子を見ておくのがよいかと思います。
ごはんやお水は控えめに
お迎えに行って帰ってきたその日の食事は、手術と前日からの絶食で消化機能が弱まっているため、ガッツリ食べると吐く可能性あります。
お水もたくさん飲むと戻すかもしれないので、あまりにも飲み食いするようなら少し制限してください。
翌日から普通にあげて大丈夫ですが、あまりにも食べるようだと気をつけたほうがいいかも。でも本人(本猫?)もそんなに食べられないらしく、徐々に食べる量が戻っていく感じです。
ホルモンバランスの変化
避妊手術をするとホルモンバランスが変わり太りやすくなります。
あまりにも太ってしまうと糖尿病のリスクも心配になるので食事内容をカロリーが低いものにするなどの見直したほうがいいとのことです。
ただ、避妊手術しても太る猫さんもいれば太らない猫さんもいるので、食事内容は様子を見て決めるといいと思います。
元々食欲旺盛な猫さんだとちょっと心配かもですね。
避妊手術後の抜糸について
抜糸は溶ける糸を使っているので必要ないそうです。
まぁそのほうが病院側の手間もないし、猫的にもストレスが一つ減りますしね。
ちなみに傷口を縫う時も、糸の端っこが飛び出さないように内側にして縫ってあるので、猫が気になりにくい仕様。
ありがたや!
避妊手術後は化膿止めの薬を飲ませる
避妊手術が終わったら化膿止めの抗生剤を服用します。
もらったのは一日一回飲めばいい薬を2日分。
粒が小さめなので比較的飲ませやすいです。
口の奥の方に錠剤を指で押し込んで飲ませたり、粉状にしてウェットフードに混ぜて食べさせたりします。
猫の避妊手術まとめ
避妊手術の費用や当日の流れなどは病院によって違いがありますが、手術前の絶食絶水や手術後の注意点などは変わらないかと思います。
なるべく手術当日と翌日は一緒に過ごすようにして変化がないか見守ってあげてください。
特に問題なければそのまま経過観察して、もし何か困ったことや心配なことなどあればかかりつけの病院に相談してみてください。