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猫のおしっこ量が多いと思ったら腎不全と診断された~発覚から末期までの記録~

これは少し前に飼っていた猫(ロジ♀)の話。

おしっこの量が多すぎて病院に連れて行ったら腎不全と診断。

発覚から末期までの過程です。

猫のおしっこ量が多いと思ったら腎不全と診断された

最近ロジは寝てばっかりだなと思ってはいたんだけど、もういい歳だからそんなもんだろうと気にも止めなかった。

なにせ当時のロジは18歳だったから。

でもある日、システムトイレのシートを交換しようと引き出し式のトレーを開けてみると、おしっこがトレーの半分くらいの深さまで溜まっていた。

普段だったらどんなに多くてもシートに吸収しきれる量を超えないんだけど、この量はちょっと尋常じゃない。

うちはこの頃ロジの他に2匹猫がいた。

猫3匹でも週2回の交換でいつも事足りるから最初は「前のゴミの日にトイレシート替え忘れたのかな?」と思ったんだけど、次に取り替えるときもおしっこがシートに吸収しきれないくらいに溜まっていて・・

これはただごとじゃない。

そう思い、ロジを病院へ行くことにした。他の2匹はまるまる太って元気そうだったからロジだろうと思ったのだ。

移動のためにロジをケージに入れて車に乗せたとき、ずいぶん痩せてることに気づいた。もともと華奢な子だったけどここまで痩せてたなんて。

どうしてもっと早く気づいてあげられなかたんだろう。後悔先に立たず。

 

「どうか大したことありませんように。」

そう思いながら病院でロジの現状を簡単に伝えた。

  • おしっこの量がすごく多い
  • 痩せた
  • 元気がない

 

診察の結果は腎不全。すでに腎臓の半分は機能していないとのこと。

腎臓は機能がだめになってしまうと治らないので、進行を遅らせることしか出来ないと言われた。

おしっこの量が多いのは、腎臓の “飲んだ水を体にストックしておく機能” が壊れているため水を飲んでも飲んでも体に留めておけずに出ていってしまうからなんだそう。

そう説明してくれた先生はロジの背中の皮を少しひねって見せた。

ひねられた皮は健康であればすぐに元に戻るのだけど、腎不全のロジは体が脱水気味なのでひねられたままの形を留めている。

口から飲む水だけでは足りてない証拠だった。


高齢猫の腎不全は主に点滴で水分を補う

当時ロジは18歳でかなりの高齢、そして機能している部分の腎臓が半分ほど。

正直なところ、進行を遅らせる処置をうんと頑張ったとしても延命できる期間はたかが知れてる。それなのに無理に頑張らせる意味ある?

わたしの意向は、ロジが残された時間を楽に苦しまずに生きること。

提案された処置は体に水分を補うための点滴。ほかの方法は提案されたかも知れないけど忘れた。

今は週2回の点滴で大丈夫だけど、腎不全の症状が進行すれば回数が確実に増えていくため、ロジの通院のストレスや時間と金銭的な理由から自宅で点滴するよう提案を受けた。


腎不全が進行して点滴の回数が増えていく

腎不全が進行するにつれロジの脱水も増していく。

それに伴って最初は週2回だった点滴も一日おきになり、やがて毎日点滴するようになった。

点滴の回数という形で腎不全の進行がわかる。

針を打つ場所は肩甲骨の間。ロジは嫌がったけどこれだけは仕方ない。

「ごめんね、ごめんね、すぐ終わるからね」と言いながら毎日点滴を続けた。

 

そのうち点滴の回数は一日2回になった。


近づくお別れと思い出

腎不全の診断から8ヶ月くらい経った頃、ロジからニオイがするようになってきた。

お別れが近い合図のニオイだ。きっとあと一週間前後だろう。

食欲はあまりなかったけど猫缶なら少し口をつけてくれた。少しでも食べてくれるのが嬉しい。

ごはんを食べ終わって寝ているロジをいっぱいなでた。

いっぱいいっぱい撫でた。泣きながら撫でた。

 

いろんな思い出が蘇る。

 

ロジは生後一ヶ月くらいの頃にうちに来た。道路のど真ん中でにーにー鳴いてたっけ。

あの頃は手のひらに乗るくらい小さくて、かわいくて、ちょっと凶暴で。

家出したこともあった。

猫探偵を頼んで探してもらったけど、結局一ヶ月くらいしたら自分で帰ってきたよね。

他にもいろんなことが、いっぱい、いっぱいあったんだ。あったんだよ。


最後に思うこと

すべてが今更なんだけど思うことはいろいろある。
もっと早く病気に気づいてあげられたら、もっと長く生きられたのかな?

もっとしっかり延命してあげたほうが良かったんだろうか?

病気以前にもっと健康に気をつけてあげてたら腎不全になんてならなかったんじゃないか?

何より、うちに来て幸せだったかな・・?

 

後悔先に立たずだ。


あとがき

猫の病気に気づくのは難しいです。だからちょっとしたことでも「ん?」と思ったら病院に連れていって診てもらうのが一番。

ロジはおしっこの量が増えたのがきっかけだったけど、病気のサインは本当に些細なことだったりします。

症状が出始めた頃には手遅れなんてこともあるので、ある程度高齢になったら定期的な健康診断をうけることを推奨します。

『後悔先に立たず』ですから。

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